SSブログ

明星聖子訳『カフカ』

ロバートソンらしく、カフカ全体に目を配ってさまざまなトピックを要領よくまとめている気もするが、
先行研究に対する独自批判を、あたかも「正しい説」のように書いているのが、いただけない。
特に、その独自説の根拠が文献で示されていない(少なくとも訳書には脚注等がない)ので、
初学者にも研究者にも不親切。
バイロンやコンラッドと比較されているのがオドロキ!英文学からの要請?

「日本の読者のための読書案内」に故意に選ばれなかった?文献紹介

マルト・ロベール『カフカ』『カフカのように孤独に』
池田浩士ほか『カフカ解読』


カフカ (1969年) (晶文選書)

カフカ (1969年) (晶文選書)

  • 作者: マルト・ロベール
  • 出版社/メーカー: 晶文社
  • 発売日: 1969
  • メディア: -




カフカのように孤独に (平凡社ライブラリー (265))

カフカのように孤独に (平凡社ライブラリー (265))

  • 作者: 東 宏治
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




カフカの解読―徹底討議カフカシンポジウム

カフカの解読―徹底討議カフカシンポジウム

  • 作者: 池田 浩士
  • 出版社/メーカー: 駸々堂出版
  • 発売日: 1982/01
  • メディア: 単行本



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。