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札幌でチェコの人形劇

引用:札幌で、きょうとあす、ある人形劇が公演されます。
中央ヨーロッパのチェコの人形劇です。チェコでは人形劇は文化だそうですが一体、どうしてなのでしょうか。

札幌の教育文化会館です。人形劇のリハーサルが行われていました。チェコの人形劇団です。
(山内記者)「人形劇だが役者が動いたり影絵を使ったりと今まで見たことの無い人形劇です」
日本人にもなじみの深い「3匹のこぶた」です。実は、この人形劇の脚本、演出を手がけたのは小樽出身の沢則行さん。チェコを拠点に世界各地で活躍する人形劇作家です。
おととい、チェコの人形劇団のメンバーが北海道に到着しました。この人形劇。チェコの人にとっては特別なものだといいます。
(沢則行さん)「人形劇を通して自国のアイデンティティを守った」「(劇場以外では)チェコ語が使えなかった」
ヨーロッパの中央に位置するチェコ。17世紀、異民族の支配を受けていたチェコでは公用語としてドイツ語が強制され、チェコ語は忘れられていきました。しかし、人形劇はチェコ語で演じられつづけました。チェコの人たちにとって人形劇は単なる娯楽ではなく、チェコ語を守った芸術として認識されているのです。
(沢則行さん)「チェコの人形劇は50年以上前から役者も演技して、仮面をつけてライブで楽器を使ってアクロバットもあれば歌も歌う」「とっても大事な文化」
チェコ民族の誇りを守った人形劇。札幌でチェコの文化に触れることができます。
(2008年5月9日(金)「どさんこワイド180」)

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