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1890年代から1920年代までの物理学

戸塚洋二さんのブログより
「科学入門シリーズ4:19世紀末科学の困難:光の科学と太陽のエネルギー源」

今日から科学入門シリーズ第4弾を始めます。また理屈っぽい話になりますが、我慢してください。私の考えも入っているので、伝統的な説明とはちょっと違っています。この方が私には理解しやすかったものですから。

 20世紀は物理学の世紀と呼ばれる大変な科学技術の進歩がありました。まさに怒涛のような勢いでした。その基礎となったのは、量子力学と(特殊)相対性理論です。このような常識を覆すような新しい法則は、数学のように人の頭脳の中で作られたものではありません。19世紀末、身近にある現象をよく観察してみると、今までの考えではどうしても説明できない現象が見つかったのです。科学者は、それらの観測事実をなんとか(数学的に)説明しようと大変な苦労を重ね、ついに新しい法則を発見しました。この身近にあって当時理解できなかった現象を説明したいと思います。

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革命的なアイデア「光はツブツブだ」という考えにたどり着いたのです。ツブツブのことを難しい言葉で「量子、quantum」といいます。
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以上、長々と「光が粒子」だという革命的なアイディアとその実験を説明しました。1890年代から1920年代までの物語です。ヘルツ、プランク、アインシュタイン、ミリカン、コンプトンという当時の科学界の巨人が活躍した時代です。アメリカ人が科学界に進出を始めた時代でもあります。

 この時点で、光量子説を疑う人はいなくなりました。http://fewmonths.exblog.jp/7703881/


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