カフカ研究者川島隆編著『コミュニティメディアの未来 新しい声を伝える経路』 [本の紹介]
松浦 さと子編著
http://adgj.net/satoko/official/
川島 隆編著
近日発行の単著 http://franzkafka1883-1924.blog.so-net.ne.jp/2010-03-24
業績紹介 http://franzkafka1883-1924.blog.so-net.ne.jp/2010-03-07-1
税込価格: ¥3,045 (本体 : ¥2,900)
出版 : 晃洋書房
サイズ : 21cm / 304p
ISBN : 978-4-7710-2150-1
発行年月 : 2010.3
利用対象 : 一般
コミュニティの経験をコミュニティに伝える小さなメディアは、「市民が情報の発信者となる」という理念を現実のものにしている。現場の声を中心に、コミュニティメディアの世界の過去・現在・未来を描き出す。
目次
序章 いま、コミュニティメディアの必要性を問う[松浦さと子(龍谷大学)・川島隆(滋賀大学)]
第Ⅰ部「生きのびる」ためのメディア
第1章 マイノリティの社会参加を促すコミュニティラジオ――FMわぃわぃを持続可能にする仕組み[日比野純一(FMわぃわぃ)]
第2章 世界のコミュニティラジオ――平和と開発のための国際運動[スティーブ・バクリー/アシシ・セン(牧田幸文(龍谷大学)/松浦哲郎(龍谷大学)訳]
第3章 コミュニティメディアとジェンダー――女性の主体的なコミュニケーションのために[牧田幸文]
Column 1「シングルマザーをつなぐホットライン・電話相談」(中野冬美)
第4章 台湾の原住民族電視台――「主体の現われ」としてのコミュニティメディア[林怡蓉(関西学院大学)]
第5章 フリーターズフリーという試行――不安定雇用の若者たちによる社会的起業[生田武志(フリーターズフリー)]
Column 2「映画『フツーの仕事がしたい』で、つながりたい」(土屋トカチ)
第Ⅱ部 社会運動とコミュニティメディア
第6章 権利の獲得とメディア・アクティビズム――メディアに関わる市民の課題と可能性[白石草(OurPlanet-TV)]
Column 3「労働運動の映像表現 「レイバーフェスタ・大阪」を支えて」(津村明子)
第7章 コミュニティ・アクティベーションの視点――イタリア・ミラノにおけるメディアの重層性から[山口洋典(同志社大学)]
Column 4「コミュニティメディアよ 発露せよ!」(甲斐賢治)
第8章 民主主義と自由と正義を求めて――ラテンアメリカから学ぶコミュニティラジオ運動[日比野純一]
Column 5「FMピパウシ、先住民族のラジオ、ボリビアでの交流から」(萱野志朗)
第9章 AMARCとは何か―モントリオールの記憶・ラテンアメリカの実践[松浦哲郎/吉富志津代(FACIL)]
第10章 ヨーロッパの自由ラジオ運動史――公共圏がコミュニティに定着する過程[川島隆]
第Ⅲ部 制度化のモデルを問う
第11章 北米コミュニティテレビの法政策史―地域社会の再生をめざした試みの記録[魚住真司(関西外国語大学)]
第12章 ドイツ市民メディア政策のゆくえ――社会運動と公的制度をつなぐ細い糸[川島隆]
第13章 英国コミュニティラジオの展開――「新労働党」のメディア政策のもとで[Salvatore Scifo(マルマラ大学、イスタンブール)・近藤薫子(ウエストミンスター大学、ロンドン)訳]
第Ⅳ部 地域社会とネットワーク
第14章 自立を模索する英国コミュニティメディア――公共財源獲得と社会的企業化の挑戦[松浦さと子]
Column 6「『市民のテレビ局』でゆるやかな変革をまちに、自分に」(河戸道子)
第15章 ストーリーテリングと地域社会――虫の目から作りかえる世界[小川明子(愛知淑徳大学)]
Column 7「日本の離島・我ンキャ(私たち)の中心」(麓憲吾)
第16章 ミックスルーツ――ネットとSNSが築いた対話[須本エドワード豊(英国大使館)]
Column 8「ダムをとめた川辺川運動体とメーリングリスト」(永尾佳代)
第17章 難民ナウ!が人々をつなぐ――放送枠利用者の期待[宗田勝也(同志社大学)]
終章 未来への提言――制度化とネットワーク形成へ向けて[松浦さと子/宗田勝也/松浦哲郎]
資料
○1. がんばれコミュニティ放送 要録と議論の課題[池田悦子(龍谷大学)]
○2. AMARC-ALC行動原理[吉富志津代訳]
○3. コミュニティメディアに関する欧州議会決議[松浦哲郎訳]
あとがき
参考文献
索 引
http://adgj.net/satoko/official/
川島 隆編著
近日発行の単著 http://franzkafka1883-1924.blog.so-net.ne.jp/2010-03-24
業績紹介 http://franzkafka1883-1924.blog.so-net.ne.jp/2010-03-07-1
税込価格: ¥3,045 (本体 : ¥2,900)
出版 : 晃洋書房
サイズ : 21cm / 304p
ISBN : 978-4-7710-2150-1
発行年月 : 2010.3
利用対象 : 一般
コミュニティの経験をコミュニティに伝える小さなメディアは、「市民が情報の発信者となる」という理念を現実のものにしている。現場の声を中心に、コミュニティメディアの世界の過去・現在・未来を描き出す。
目次
序章 いま、コミュニティメディアの必要性を問う[松浦さと子(龍谷大学)・川島隆(滋賀大学)]
第Ⅰ部「生きのびる」ためのメディア
第1章 マイノリティの社会参加を促すコミュニティラジオ――FMわぃわぃを持続可能にする仕組み[日比野純一(FMわぃわぃ)]
第2章 世界のコミュニティラジオ――平和と開発のための国際運動[スティーブ・バクリー/アシシ・セン(牧田幸文(龍谷大学)/松浦哲郎(龍谷大学)訳]
第3章 コミュニティメディアとジェンダー――女性の主体的なコミュニケーションのために[牧田幸文]
Column 1「シングルマザーをつなぐホットライン・電話相談」(中野冬美)
第4章 台湾の原住民族電視台――「主体の現われ」としてのコミュニティメディア[林怡蓉(関西学院大学)]
第5章 フリーターズフリーという試行――不安定雇用の若者たちによる社会的起業[生田武志(フリーターズフリー)]
Column 2「映画『フツーの仕事がしたい』で、つながりたい」(土屋トカチ)
第Ⅱ部 社会運動とコミュニティメディア
第6章 権利の獲得とメディア・アクティビズム――メディアに関わる市民の課題と可能性[白石草(OurPlanet-TV)]
Column 3「労働運動の映像表現 「レイバーフェスタ・大阪」を支えて」(津村明子)
第7章 コミュニティ・アクティベーションの視点――イタリア・ミラノにおけるメディアの重層性から[山口洋典(同志社大学)]
Column 4「コミュニティメディアよ 発露せよ!」(甲斐賢治)
第8章 民主主義と自由と正義を求めて――ラテンアメリカから学ぶコミュニティラジオ運動[日比野純一]
Column 5「FMピパウシ、先住民族のラジオ、ボリビアでの交流から」(萱野志朗)
第9章 AMARCとは何か―モントリオールの記憶・ラテンアメリカの実践[松浦哲郎/吉富志津代(FACIL)]
第10章 ヨーロッパの自由ラジオ運動史――公共圏がコミュニティに定着する過程[川島隆]
第Ⅲ部 制度化のモデルを問う
第11章 北米コミュニティテレビの法政策史―地域社会の再生をめざした試みの記録[魚住真司(関西外国語大学)]
第12章 ドイツ市民メディア政策のゆくえ――社会運動と公的制度をつなぐ細い糸[川島隆]
第13章 英国コミュニティラジオの展開――「新労働党」のメディア政策のもとで[Salvatore Scifo(マルマラ大学、イスタンブール)・近藤薫子(ウエストミンスター大学、ロンドン)訳]
第Ⅳ部 地域社会とネットワーク
第14章 自立を模索する英国コミュニティメディア――公共財源獲得と社会的企業化の挑戦[松浦さと子]
Column 6「『市民のテレビ局』でゆるやかな変革をまちに、自分に」(河戸道子)
第15章 ストーリーテリングと地域社会――虫の目から作りかえる世界[小川明子(愛知淑徳大学)]
Column 7「日本の離島・我ンキャ(私たち)の中心」(麓憲吾)
第16章 ミックスルーツ――ネットとSNSが築いた対話[須本エドワード豊(英国大使館)]
Column 8「ダムをとめた川辺川運動体とメーリングリスト」(永尾佳代)
第17章 難民ナウ!が人々をつなぐ――放送枠利用者の期待[宗田勝也(同志社大学)]
終章 未来への提言――制度化とネットワーク形成へ向けて[松浦さと子/宗田勝也/松浦哲郎]
資料
○1. がんばれコミュニティ放送 要録と議論の課題[池田悦子(龍谷大学)]
○2. AMARC-ALC行動原理[吉富志津代訳]
○3. コミュニティメディアに関する欧州議会決議[松浦哲郎訳]
あとがき
参考文献
索 引
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